汗を流す毎日に“意味”を感じたいあなたへ
毎日、体を動かして働くなら、そこに“手応え”や“誇り”がほしい。
ただ与えられた作業をこなすだけでは、どこか物足りなさを感じる――。
そんなふうに感じたことはありませんか?
小出製作所では、運搬用パレットという物流の「縁の下の力持ち」をつくる仕事を通して、体を動かしながら“意味のあるものづくり”に打ち込めます。職人としての誇りを持ち、コツコツと積み上げることに価値を感じる人には、きっと心地よい場所です。
運搬用パレットが支える“物流の土台”
運搬用パレットは、工場や倉庫でモノを載せて運ぶ「土台」となる製品です。
普段は目立ちませんが、自動車部品、家電、食品など、あらゆる業界の物流現場を支えています。
パレットは、決して「ただの板」ではありません。
どれだけの重量を支えるのか? フォークリフトはどう差し込まれるのか?
それぞれの用途に応じた設計・加工が必要です。自分がつくったパレットが、実際の現場で使われているのを知ると「自分の仕事が社会の動きを支えている」と実感できます。
ものづくりの魅力:1mm単位にこだわる達成感
木材や金属と向き合いながら、図面通りに正確に組み上げていく作業。
「ただ作ればいい」わけではなく、1mmのズレが全体に影響することもあります。
ときには素材の反りや硬さと格闘しながら、工具を使い分け、手作業で微調整を加える――。
完成した瞬間、「よし、今日も納得のいく仕事ができた」と思えるその達成感は、何にも代えがたい喜びです。
職人気質が活きる場所!コツコツ型のあなたが輝ける理由
小出製作所の現場は、派手な声出しやムードで盛り上げる雰囲気ではありません。
静かに、それぞれが自分の工程に集中しています。
だからこそ、「目の前のものにしっかり向き合いたい」「黙々と仕事を極めたい」という職人気質の人にはぴったり。
一人ひとりに任される作業範囲が広く、手を動かしながら、自分の判断で調整する場面も多いのです。
成長とやりがい:昨日より“ちょっと上手く”なった自分に出会える!
この仕事の魅力は「昨日より少しうまくできた」という実感を毎日味わえること。
はじめは工具の扱いに戸惑っていた人でも、数ヶ月もすればベテランの先輩にアドバイスしながら作業できるようになります。
同じ作業でも、毎日まったく同じではありません。木の質も、寸法も、天候も違う。
だからこそ「どうしたらもっと効率よく、きれいに仕上げられるか」を考えるのが楽しくなります。
先輩社員インタビュー
職人の「かっこよさ」とは?大工から転身した駒場さんが語る、仕事への情熱と成長
「職人のかっこよさとは何か?」について、前職の家業の大工で10年、現在弊社で木箱梱包に3年携わり、31歳ながら職人歴13年という経歴を持つ、弊社のホープの駒場さんに話を聞きました。
小出製作所へ入社してからの成長や、前職も含めた職人の仕事へのこだわり・魅力という観点から語っています。

先輩社員 駒場さん
小出製作所で社会人としての第一歩
私は、実家の大工を辞め、小出製作所に入社して以来、意識に大きな変化があったと感じています。
大工時代は、年上の職人たちとのフランクな関係が許される環境でしたが、小出製作所では社会人としての常識や言葉遣い、上司や同僚とのコミュニケーションの重要性を痛感しました。
「以前の振る舞いが、ここでは通用しない。言い方一つで相手に失礼になり、ここまで怒られるんだ」ということを学んでから、自分の言動を意識的に改めるようになりました。
また、仕事についても、当初は言われたことをこなすだけで、品質についても特に気に掛けることはなかったのですが、先輩たちが現場を離れ、安易に頼れない状況が増えてきたり、現場を任せられるようになってからは、自ら考えてスケジュールを組み、品質にも責任を持つようになっていったのを覚えています。
それらの引継ぎを先輩たちは徐々に進めてくれたので、違和感なく、自然に身に付けることができました。
大工の経験が活きる仕事
大工として培った技術と知識は、現在の仕事でもとても役立っています。時には、自分の経験が頼りにされていると感じています。
職人の仕事というのは一般的に知られていませんが、見て簡単に覚えられるようなものではないと思います。
そのような簡単に他の人やAIなどに取って代わられない技術を身に付けられたことは誇りに思っています。
使う道具については、みなさんのイメージ通りかもしれませんが、今使っている玄能(げんのう、金槌の一種)は大工時代から10年間使い続けています。
たかが道具と思われるかもしれませんが、使い慣れたものはやはり使いやすい、また、大工時代は自営業であったため、失くしたり、壊した場合は自分で何とかするしかなかったので、大切に使うということは今でも心掛けていることです。
この仕事の奥深さとチームワーク、社会貢献
職人の仕事内容については、「独りで、黙々と、同じ作業をし続ける」というイメージがあるでしょうか?実際は全くそんなことはありません。
大工の仕事に関しては同じ家というのは二つとなく、小出製作所の仕事についても顧客によって梱包する品物は様々なので、毎日異なる課題があり、常に工夫と応用が求められます。技術面に関しても身に付けることが多く、新しい学びが毎日あるなぁという点で、飽きない奥深さがあります。
また、1人で仕事が完結するということもありません。
家づくりは、大工だけでなく、電気屋、設備屋など、様々な職人が連携して初めて完成しますし、梱包についても木材カット、木箱部品作成、木箱組立、梱包と複数の工程を経るので、他者とのコミュニケーションと段取り、チームワークが必要不可欠となります。
そして、少し大げさになってしまうかもしれませんが、やりがいは「社会貢献」の実感です。
大工時代は、自分が建てた家が誰かの人生の新しいスタートになるということは常に意識していました。
小出製作所での仕事においても、自分が作ったパレットに製品が収められ、それが実際に店舗に並んでいるのを見た時には、単純な喜びと社会に貢献している実感が湧きました。
これからについて
キャリアについて、今は現場作業の質と量を上げていくことに集中していきたいと考えています。
かつての先輩たちは、その点だけでも大きく違っていたことに加え、顧客対応やスケジュール管理、資材費計算を含めた売上管理までこなしていた姿を見てきました。
そういった知識面に加え、失礼のないお客様対応ができるかなど、今の自分にはまだ足りない部分が多いと感じています。
そういったことからも、今は現場に集中して技術を磨き、自分にできることを最大限に行うことで会社に貢献していきたいと考えています。
体を動かすことが“自分らしさ”になる場所へ
「自分の手で何かをつくりたい」
「今日も納得のいく仕事ができたと達成感を感じたい」
そんな想いが少しでもあるなら、小出製作所の仕事はきっと向いています。
汗を流し、手を動かしながら、確かなものをつくる。その積み重ねが、誰かの暮らしや産業を支える。
次は、あなたの番かもしれません。
まずは、現場の空気を感じに来てみませんか?
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